50代主婦の脱!エイジングブログ

更年期障害治療HRTで使われる薬の効果とマイナス点

薬

更年期の症状がつらいときに効果的な治療法のHRTですが、
使われている薬などについてよくわからないという方も
多いのではないでしょうか。

実際私自身、今回HRTについて調べなければ漠然としか知識がないままでした。

そこで今回は、治療に使われる薬などについて調べたことをご紹介します。

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HRTで使う薬について

薬

■エストロゲン
更年期の時期にエストロゲン(卵胞ホルモン)が激減することで
さまざまなつらい症状があらわれます。
エストロゲン製剤で補うことで、体全体に良い効果がもたらされます。

主な効果

のぼせ、ほてり、発汗、ホットフラッシュの症状の改善。
性器の委縮でおこる膣炎や性交痛の改善。
骨量が減るのを防いで骨粗鬆症の予防効果。
善玉コレステロールを増やす。
肌のコラーゲンを増やして肌の潤いを保つ。
意欲や集中力が落ちるのを改善して気分の落ち込みをやわらげる。

マイナス点
エストロゲンを単独投与すると、子宮体がんの発生率を上げる可能性があります。

子宮・卵巣を全摘出している場合は、エストロゲン単独でも問題はありません。

■黄体ホルモン
更年期症状に効くのは、エストロゲン製剤です。
ですが、エストロゲン製剤には、先ほども書いたように
子宮内膜を厚くする作用があるため単体で使用し続けると子宮体がんのリスクが高まります。

そのため、黄体ホルモン製剤を一緒に使うことで内膜をはがして
月経のような出血を起こさせ、子宮体がん予防をする
ために用います。

エストロゲン製剤と黄体ホルモン製剤を併用した場合、
HRTをおこなわなかった人よりも子宮体がんの発生率を下げる効果がある
という報告もあります。

■エストリオール
エストリオールは、エストロゲンの一種ですが、
エストリオールは子宮内膜への影響が少ないため、
内膜が厚くならないので、エストリオール単体で使用することも。

エストロゲンの中で最も作用が弱いので、
症状が比較的軽いときや、骨粗鬆症予防など将来のために使われます。
 

■HRTの利用のしかた

HRT流れ
(引用:メノポーズの会著書)

おわりに

HRTは、月経があるかどうか、どのような症状かによっても利用のしかたが変わってきます。

どんな利用法が自分に合うのかは、上記の表で自己判断せずに
きちんと婦人科か更年期外来の医師に相談してくださいね。

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