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漢方医学で「気・血・水」タイプ別おすすめの食材

食材群

前回、漢方の「気・血・水」のバランスチェックについて書きました。

今回は、前回に引き続き、日経ヘルスプルミエ編に載っていた
タイプ別におすすめの食材を紹介します。

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タイプ別おすすめの食材

気虚タイプ
気虚は、「気・血・水」の中心的存在の「気」が不足している状態です。

エネルギーが不足しているので、常に倦怠感や疲労感があるのが特徴。
風邪を引きやすく治りにくい、また胃腸も弱りがちになります。

<おすすめの食材>
・豚や牛などの赤身や大豆製品でたんぱく質を摂る
・ヤマイモなどイモ類の炭水化物

そして、冷たいものや生モノは避けて体を温める食材を積極的に摂る。

脂っこいものや刺激の強いものもできるだけ避けるのも大切。

気滞タイプ
気のスムーズな流れが妨げられ、エネルギーのめぐりが悪くなった状態です。

自律神経のコントロールがうまくいかず精神的に不安定になって、
イライラ、不安感、おこりっぽい、不眠などの症状が現れやすくなります。

<おすすめの食材>
・セロリや三つ葉、春菊、香草など香りの強い野菜
・酸味のある黒酢や梅干しなども効果的

気滞の一番の原因は精神的なストレスなので、
規則正しい食生活や睡眠が症状の改善には不可欠。

血虚タイプ
無理なダイエットや偏食、過労、夜更かしなどによって
血を消耗する生活が続いて栄養不足になった状態です。

めまいや立ちくらみを起こしやすく、肌の乾燥、白髪や抜け毛、
爪が白く割れやすいなど、美容上のトラブルも目立ちます。

<おすすめの食材>
・黒ゴマ、黒豆、黒砂糖、きくらげなどの黒い食材
・にんじん、ブドウ、クコの実などの赤い食材
・レバー、カツオなどの赤身の魚
・おやつにはナッツ類やドライフルーツがおすすめ

温かい料理を食べるように心がけて早めに床について休息を十分にとるようにする。

瘀血(おけつ)タイプ
全身に栄養を運ぶ役割の血液の循環が悪くなってスムーズに流れない状態です。

顔色や唇んお色が赤黒くなったり、目の下のクマやしみ、
そばかすが目立ったりと肌に特有のサインが出やすいです。
血が滞っているのでしこりもできやすいそうです。

<おすすめの食材>
・玉ねぎ、らっきょう、ニラ、にんにくなどツンとニオイのある野菜
・黒豆、黒酢、きくらげなど黒い食材
・血液サラサラのサバ、イワシなどの青魚

瘀血になる原因のひとつは、慢性的な冷えからくる血行不良。
体を温め、血行を良くする入浴や運動の習慣も大切。

水毒タイプ
新陳代謝が悪く、余分な水分が体内にたまりやすい状態です。

典型的なのがむくみです。
舌の脇に歯の跡がついていたり、お腹でポチャポチャ音がするのもそうです。
他には、めまい、下痢がち、口の中がネバネバするなど。

<おすすめの食材>
・ウリ類や豆類で利尿作用を促す
・海藻などで水分代謝を良くする

利尿作用をよくする食材は、体を冷やす働きもあるので
体を温めるしょうがやニンニクも併せて摂るようにするのがおすすめ。

おわりに

私は前回のチェック結果では、水毒タイプと瘀血タイプの複合でした。

思い返せば、乳腺線維腫、子宮筋腫、胃のポリープなどなど良性ではありますが、
「私ってよくしこりができるなあ。」と思っていました。
それは、瘀血タイプのサインだったのかもしれませんね。

これからは、必要以上に水分を摂りすぎないように気をつけながら、
運動したり入浴時によく温まるなどとにかく体を温めることが大切だと気がつきました。

そして、「しょうがやにんにくは必須食材。」だな、と思いました。

いろいろ体に良い食べ物はありますが、特に必要としているモノが見つかると安心できますね^^

漢方医学「気・血・水」タイプチェックリストの記事>>

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