1 Jun 2016
![笑顔](https://www.hivpress.com/wp-content/uploads/2016/05/shining185_1.jpg)
「笑顔」は、人と人とのコミュニケーションを図るのにとても良いでけではなく、
高い免疫効果があることが実証されています。
NK(ナチュラルキラー)細胞という言葉を聞いたことはないでしょうか。
ウイルス感染や異常な細胞ができたときに、それらを攻撃する重要な免疫細胞です。
そのNK細胞は、笑うことでも活性化するんです。
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笑顔の病気改善効果
笑いや喜びといった感情がストレスをやわらげて、
免疫力を上げて病気の予防や改善につながると考えられています。
実際がん細胞を殺す働きのあるNK細胞は、笑ったあとに増えるんです。
なんと、つくり笑いでも効果は変わらないそうです。
また、免疫細胞の細胞を攻撃する力が強すぎて自分の細胞まで攻撃してしまうと、
リウマチや膠原病といった自己免疫疾患といわれる病気になってしまいますが、
笑いによって免疫システム全体のバランスを整える効果があることもわかっています。
さらに、中高年の糖尿病患者の方たちに食後すぐに漫才を聞いてもらった実験で、
大笑いした人の血糖値の上昇が大幅に抑えられたという研究成果もあるほどです。
笑顔の日常生活の効果
よく笑っていると、質の良い睡眠をとることができるんです。
それは笑いも睡眠も、副交感神経の働きが関わっているからなんですね。
笑うことは、ストレス解消にも大きな効果があります。
そのうえ免疫力もアップするので一石二鳥になりますね。
お腹の底から笑えば、血液の循環が良くなって脳の機能低下も防ぐ効果もあります。
おわりに
アランの幸福論の中には、
「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。」
という、有名な言葉があります。
だから、毎朝お化粧をするときにでも、鏡の前で、
『ニコッと笑ってみる。』
最初は不自然でも、続けることで楽しい気持ちや明るい気持ち、やさしい気持ちも生まれてきます。
大笑いでなくても微笑みや笑顔でもNK細胞が増えるだけでなく、
脳をリラックスさせたり体へに良い影響を与えることができます。
笑顔を意識するだけで、自分だけでなくみんながハッピーになれるうえに、
心の状態もカラダの状態も良くなれるなんて、笑顔は病気知らずの良薬といえるかもしれませんね^^
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