50代主婦の脱!エイジングブログ

大豆の中のやさしいチカラ大豆イソフラボンアグリコンとは

納豆

畑のお肉といわれるほど、質の良いたんぱく質が豊富な大豆ですが、
それ以外に更年期以降の女性にとって、絶対的に必要な栄養素「イソフラボン」も
多く含まれていますね。

このイソフラボンが、更年期の閉経を境に激減してしまう女性ホルモンのエストロゲンと
同じような働きをしてくれて更年期症状を和らげたり、骨粗鬆症の予防に役立ったりするため
しっかり摂る必要があるんですね。

実は、イソフラボンは腸の中に届くと分解されて、
「アグリコン」という形になってから体の中に吸収されるんです。

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大豆イソフラボンアグリコン

大豆
■大豆イソフラボンアグリコンって?
通常イソフラボンは、糖がついた配糖体というものになていますが、
腸の中で、腸内細菌によって糖が取れてアグリコンという形になります。

イソフラボンの摂取目安は、通常のイソフラボンであれば1日に32mg~64mgで、
アグリコンだと20㎎~40㎎になります。

厚生労働省の食品安全委員会では、豆腐や納豆などの食品で摂る場合は1日に70~75㎎を
上限を設定していて、アグリコンをサプリメントや特保食品で摂るのはそのうちの30mgまでに
抑えるよう設定しています。

■大豆イソフラボンアグリコンの年齢別の働き
女性が30代以降に感じる悩みを年代別にあてはめると、

30代 ⇒ 冷えや肩こりが気になりだす
30代後半以降 ⇒ 肌のシワ・ハリが目につくようになる
40代半ば~50代 ⇒ 更年期症状があらわれる
50代以降 ⇒ 体脂肪がつきやすくなり、太りやすくなる
60代以降 ⇒ 血液中のコレステロールや中性脂肪が増えやすくなる
60代以降 ⇒ 骨粗鬆症になりやすくなる

イソフラボンが悩みに働きかける作用を年代別にあてはめると、

30代:血流改善
40代:皮膚老化防止
50代:更年期症状を和らげる、体脂肪の改善
50代後半:コレステロールを下げる
60代:骨密度を高め骨を強くする

■大豆イソフラボンアグリコンのチカラ
更年期症状の緩和
イソフラボンがさまざまな更年期症状を和らげる働きがあることは
よく知られていますが、その中でも特にホットフラッシュに効果があります。

日本人間ドック学会の試験では、大豆イソフラボンアグリコンを
1日40gを3ヶ月間続けて摂った人と摂らなかった人では、
2か月を過ぎたあたりから明らかにイソフラボンを摂った人たちの方が
ほてりの症状は減ったことが確認されたそうです。

■美肌への効果
更年期に女性ホルモンが急激に減ると、コラーゲンが減ったり皮脂腺も衰えてくるので、
肌の弾力とうるおいが急に落ちてしまい、肌のたるみや乾燥がとても気になってきます。

イソフラボンは、皮膚老化にも働きかけるので、しわが減ったり、
肌の弾力がアップしたり、さらに肌の透明感や保湿効果などにも良い影響があります。

■メタボから守る
メタボリックシンドロームは、年齢や性別にはかかわらず、
食生活や日常生活が原因で増えていますね。

女性の場合は更年期になってエストロゲンが減ることで基礎代謝量が下がるので、
コレステロール値が上がり、脂質代謝の異常により中性脂肪も上がり、肥満になりやすくなります。

イソフラボンには、血液中の余分なコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。

■血行改善の効果
30代以降の女性は、冷え性、肩こり、肌の乾燥やくすみなど健康面でも美容面でも
不調が出始めます。
さらに更年期になるとその症状がより強くなりますよね。

それらの症状は血行不良からもきています。
イソフラボンをしっかり摂ることで血行が改善されるので、これら症状に効果的なんです。

■骨粗鬆症から守る
閉経後の女性は、女性ホルモンが減ってしまうことで骨密度が落ちてしまいます。
そのため、骨粗鬆症は男性よりも女性に多く発症するんです。

イソフラボンは、骨からカルシウムが流れ出すのを抑えるので
骨量が減るのを抑える働きがあります。

骨粗鬆症のことを考えれば、閉経前からしっかりとイソフラボンを摂って
骨密度を高めておくことが大切ですね。

おわりに

イソフラボンは、1日に2回朝と夜摂ることで、
一日中イソフラボンの恩恵にあずかることができるそうです。

美容効果や更年期症状を和らげる効果ももちろん、現段階の自分にとってありがたい作用ですが、
この後の人生約30年を、元気にいっぱい楽しみを謳歌するためにも
イソフラボンを味方につけるのは賢い方法のようですね^^

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