50代主婦の脱!エイジングブログ

これ以上シミで泣かない為に知っておきたいUVケアの知識

日焼け

私が20代の頃は、海に行くとわざわざサンオイルを塗って日焼けしたものですが、
今そんな無謀なことをしている人はいませんよね^^;

おかげで、50歳を迎えたころ突然シミが広範囲にとても濃くできてしまって、
後悔先立たずとはこのことで、不覚にも泣いてしまいました(笑)
 

紫外線は、植物の光合成や生育を助けたり、歯や骨をつくるのに必要なビタミンDを
体内で合成するなど生物が生きていくうえで必要なものです。

骨粗鬆症の観点からも、夏なら木陰で30分ほど、
冬なら1時間程度手や顔に太陽の光を浴びることは大切なことです。

しかし、一方では紫外線は肌の老化を招く原因にもなります。
紫外線による肌老化のことを「光老化」というくらいで、
肌老化の約7割は紫外線によるものといわれています。

紫外線がシミのもとになるというのはよく知られていますが、
実はシワやたるみの原因にもなっているんです。
 

ところで、UVカットの商品をお店に買いに行ったとき

「PAとかSPFって書いてるけど何のこと?」

なんて思ったことはありませんか?

なんとなく数字が大きいほうがよさそうな気がして普段は買っていますが、
どう効果があるのか、私はあまりわかっていませんでした。

今回はUVカットの化粧品などに書かれている「PA」と「SPF」について
どういう効果があるのか、日常生活ではどのくらいの数値のものがいいのかを調べました。

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UVカット製品の「PA」と「SPF」

紫外線

紫外線は光の波長によって、「UVA」と「UVB」に区別されます。
実際は「UVC」というのもありますが、現段階ではオゾン層で守られているので私たちのもとへは到達せずに済んでいます。
ただ、今後オゾン層の破壊が進むとケアを考えないといけないときが来るかもしれません^^;

では、「PA」と「SPF」の効果について説明します。

■PA
「PA」は、UVA(紫外線A波)を防ぐチカラのことをいいます。

UVAはじわじわと肌の奥の真皮にダメージを与えて老化を早めるため、
コラーゲンやエラスチンを破壊してシワやたるみの原因になります。

また、雲を通り抜けるので曇りの日でも照射量はあまり変わらず
年間を通じてのケアが特に必要です。
 

PAは、「+」の3段階で表示されていて、数が増えるほど防ぐ効果が高くなります。

+ → やや効果がある
++ → 効果がある
+++ → 非常に効果がある

という意味になります。
 

■SPF
「SPF」は、UVB(紫外線B波)を防ぐチカラのことをいいます。

UVBはUVAに比べて比較的皮膚の浅いところに到達して、
赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)をおこします。
メラニン色素の数が増えてしかも表皮も厚くなってきてしまい、
皮膚細胞の遺伝子DNAを傷つけてシミやシワの原因になります。

UVBは夏場に照射量が増え、雲やガラスである程度さえぎることができます。
ただ、シミの原因になるだけでなく、健康面では皮膚がんや白内障の原因になるのがUVBです。
 

何も塗らない状態と比べてサンバーンが起きるまで、何倍時間をのばせるかの目安がSPFです。
たとえば、SPF30は、何も塗らないときの30倍の時間のばせるということになります。

店頭ではSPF50なども見かけますが、日常生活をする上では、
SPF20を超すとそれほどUV遮断率にこだわらずに肌に合ったものを使うのが良いようです。

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UVカット製品のノンケミカルって何?

UVカット

ノンケミカルというのは、日焼け止めの成分の紫外線吸収剤を含んでいないものです。

紫外線防止には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類あります。

紫外線吸収剤
紫外線を肌の上で吸収してエネルギーに変えて放出し紫外線を防ぎますが、
肌の上で化学反応を起こすので、刺激が強くて肌荒れの原因になることもあります。

紫外線散乱剤
紫外線を肌の上ではね返して紫外線を防ぎます。
肌荒れはしにくいですが、酸化チタンや酸化亜鉛を含むため少し肌が乾燥したり、
白浮きすることもあります。

一般的には紫外線吸収剤が入っているものよりも、
ノンケミカルのものの方が肌にやさしく刺激が少ないといわれていますね。
 

おわりに

紫外線による肌の老化は、一日浴びたからすぐに現れるというものではなく、
毎日少しずつ積み重なっていって、ある時期に急にシミが多くなったり濃くなったりという
肌トラブルになって目立ってしまうのがこわいところです。

ですから紫外線防止は、夏だけではなく年中必要というのが常識になってきていますね。

毎日きちんと日焼け止めクリームなどを塗るのは大切ですが、
じつは、パウダーファンデーションや粉おしろい(フェースパウダー)でも代用できます
紫外線錯乱剤に使用されている酸化チタンや酸化亜鉛が含まれていて、紫外線をはね返します。

肌への負担も軽いので、肌を休めたいときや家の中にずっといる日などにはおすすめです^^

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